【IDA】万が一の事故を防ぐ「安全マージン」の考え方
この記事は2019年5月当時の内容をもとに、現在の情報に合わせて書き直して再掲載しています。最新の情報はIDAの講習でご確認ください。
ドローンを飛ばすうえでの鉄則は、事故を起こさないこと、墜落させないことです。そのためにIDAが大切にしているのが「安全マージン」という考え方です。
目次
安全マージンとは
安全マージンとは、安全を確保するために、あらかじめ取っておく余裕のことです。車の運転にたとえると、次のようなことです。
- 車間距離を空ける
- 必要以上にスピードを出さない
- 無理な車線変更をしない
ドローンでも同じように、「ギリギリ」ではなく「余裕を持って」飛ばすことが、事故を防ぐいちばんの近道です。
事故が起きやすい場面
空撮の現場では、「もっと近くに寄ってほしい」「風が強いけれど今撮りたい」といった要望が出ることがあります。趣味で撮影するときも、次のような場面は起こりがちです。
- 風が強い中でのフライト
- 被写体に近づきすぎる撮影
- 自分の技量を過信した操縦
- バッテリー残量ギリギリまでの飛行
操縦する機体を落としても許されるのは、シミュレーターの中だけです。常に、必要以上に安全マージンを取るくらいでちょうどよいと考えましょう。
安全マージンの守り方
- 風に余裕を持つ:国の標準的な飛行マニュアルでは、原則として風速5m/s以上では飛行させないとされています。上空は地上より風が強いことも多いので、迷ったら飛ばさない判断を。
- 距離に余裕を持つ:突風が吹いても、人や建物、被写体に当たらない距離を空けて飛ばします。
- バッテリーに余裕を持つ:戻ってくるまでの分を考えて、早めに帰還させます。
- 人の目を増やす:可能であれば、周りの安全を見守る補助者(見張り役)と2人以上で飛ばすと安心です。
- 迷ったらやらない:少しでも不安を感じたら、やめる・断る勇気を持ちましょう。
まとめ
- 安全マージンとは、安全のためにあらかじめ取っておく余裕のこと
- 風・距離・バッテリーに余裕を持ち、補助者がいるとさらに安心
- 迷ったら飛ばさない。これがいちばんの事故防止
ドローンを安全に、もっと楽しく
国際ドローン協会(IDA)では、安全に飛ばすための考え方から操縦の技術まで、基礎から学べるドローン講習を行っています。
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