【IDA】遠征空撮の電源とデータ保管、どうする?車と機材の準備
この記事は2019年6月当時の内容をもとに、現在の情報に合わせて書き直して再掲載しています。最新の情報はIDAの講習でご確認ください。
近所で1〜2本飛ばすだけなら気にならなくても、遠くの撮影地へ出かけたり、長時間撮影したりするときに大事になるのが、電源の確保と撮影データの保管です。この記事では、遠征空撮の準備のポイントをまとめてお伝えします。
目次
電源の確保
予備バッテリーと充電の工夫
1本のバッテリーで飛べる時間は限られています。撮影の本数を考えて、予備バッテリーは多めに用意しましょう。複数のバッテリーを順番に充電できる充電ハブがあると、休憩中や移動中に効率よく充電できます。
バッテリーには、充電してよい温度の範囲があります(たとえばDJI Mini 4 Proのバッテリーは5〜40℃)。真夏の車内や寒い屋外での充電は避け、取扱説明書の範囲を守りましょう。
車の電源やポータブル電源
電源のない場所では、車から充電したり、ポータブル電源を使ったりするのが便利です。ただし、ポータブル電源も大きなリチウムイオン電池です。製品評価技術基盤機構(NITE)は、高温になる場所での保管や落下・衝撃、雨水の侵入などに注意するよう呼びかけています。リコール対象の製品でないかも確認しておきましょう。
撮影データの保管
苦労して撮影したデータは、遠征でいちばん守りたいものです。
- 撮影ごとにバックアップ:その日のうちに、SDカードのデータをパソコンや外付けストレージへコピーします。
- 2か所以上に保存:外付けSSDやHDDを2台用意して、それぞれに保存しておくと、1台が壊れても安心です。
- SDカードはすぐに消さない:バックアップが確実に終わるまで、カードのデータは残しておきます。予備のカードを多めに持って行くと安心です。
- 信頼できるメディアを使う:SDカードやSSDは、機体メーカーの推奨品などから選びましょう。
- 砂や温度変化に注意:砂ぼこりや急な温度変化から、ケースに入れて機材を守ります。
ドローンに向いた車の条件
機材を持って電車で移動するのは大変です。遠征では、車があると移動手段、機材の運搬、電源、休憩場所と何役もこなしてくれます。レンタカーを選ぶときも、次の3つを目安にしてみてください。
- 荷室が広い:ケースや三脚、キャンプ用品なども積める
- 電源が取れる:車内にコンセント(AC100V)が付いていると、充電がぐっと楽になる
- 悪路に強い:人の少ない場所へ行くための、未舗装の道も走れる
いずれもSUVなどが候補になりますが、車種や装備は年式によって変わるので、メーカーの最新情報を確認しましょう。
まとめ
- 予備バッテリーと充電ハブを用意し、充電は決められた温度の範囲で
- ポータブル電源は高温・衝撃・雨水に注意し、リコール情報も確認
- データは撮影ごとに2か所以上へバックアップ
- 車は「荷室」「電源」「悪路」の3つを目安に選ぶ
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