【IDA】空撮の仕事は準備が9割(ロケハンのすすめ)
この記事は2019年5月当時の内容をもとに、現在の情報に合わせて書き直して再掲載しています。最新の情報はIDAの講習でご確認ください。
空撮を仕事にするなら、操縦の技術や飛行の手続きと同じくらい大事なのがロケハン(ロケーションハンティング=下見)です。趣味の撮影でも、事前に準備をしておくと作品のクオリティがぐっと上がります。空撮は準備が9割と言ってもいいくらいです。
目次
映像づくりは、撮る前から始まっている
映画やドラマ、CMなどの映像制作では、撮影の前にたくさんの準備をします。機材や人の手配に加えて、ストーリーボード(作品のテーマや流れをまとめたもの)や絵コンテ(どんなカットを撮るかを絵で示したもの)を作り、スタッフで共有します。
自分ひとりで楽しむ作品でも、「どんなカットを、どの順番で撮るか」を簡単に書き出しておくだけで、現場で迷う時間が減ります。
ロケハンの前に決めておきたい3つのこと
- 映像の目的:何のための映像か(PR、記録、作品など)
- 伝えたい内容:見た人に何を感じてほしいか
- 見る人:誰に向けた映像か
この3つがはっきりしていると、「何を、どの角度から撮れば効果的か」を考えながら現地を見ることができます。
現地で確認したいポイント
- 離着陸できる安全な場所はあるか
- 電線、木、建物など、障害物になるものはないか
- 風の通り道になっていないか(崖の上や海沿いは風が強いことが多い)
- 人や車の通りはどのくらいか、時間帯で変わるか
- 太陽の向きと、撮りたい時間帯の光の具合
- 機材や被写体を運び込めるか
SNSで見つけた撮影スポットでも、実際には立ち入れない場所や、安全に飛ばせない場所もあります。
地図ツールで事前に調べる
現地に行く前に、Google Earthなどで地形や周りの様子を確認しておくと、ロケハンの効率が上がります。国土地理院の「地理院地図」では、人口集中地区などの情報も地図上で確認できます。
また、飛ばしたい場所で飛行の許可や手続きが必要かどうか、土地の所有者や管理者の了承が必要かどうかも、ロケハンの前に確認しておくと二度手間になりません。
まとめ
- 空撮は準備が9割。絵コンテで撮りたいカットを書き出しておく
- ロケハンの前に「目的」「伝えたい内容」「見る人」を決める
- 地図ツールで事前に調べ、現地では安全と光を確認する
- 本番では、ロケハンと違う状況にも臨機応変に対応する
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