【IDA】バッテリーを一気に消費する飛ばし方に注意
この記事は2019年6月当時の内容をもとに、現在の情報に合わせて書き直して再掲載しています。最新の情報はIDAの講習でご確認ください。
ドローンの仕様表には「最大飛行時間」が書かれています。でも、実際に飛ばしてみると、その時間より早くバッテリーが減ってしまうことがほとんどです。
たとえばDJI Mini 4 Proの最大飛行時間は34分(標準のバッテリー使用時)ですが、これは無風・海抜0m相当の環境で、時速21.6kmの一定速度で前に飛び続けたときの試験の値です。実際の飛行時間は、風や気温、操縦のしかたで大きく変わります。
目次
バッテリーを大きく消費する2つの動き
1. 「急」がつく操作
急上昇、急旋回、急発進など、モーターを全開に近い力で回す操作は、バッテリーを大きく消費します。大きな音も出るため、周りの人を不安にさせてしまうこともあります。撮影の質の面でも、急な操作は控えたほうがよい場面がほとんどです。
2. 強い風の中でのホバリング
無風や弱い風の中でのホバリング(空中で止まること)は、特に問題ありません。しかし、機体が傾くほどの風の中でホバリングしているときは、その場にとどまるために大きな力を使い続けています。
この状態は、バッテリーを消費するだけでなく、墜落のリスクもある危険な状態です。さらに強い突風が吹くと、戻ってこられなくなるおそれがあります。風下へ流されたあと、向かい風の中を戻ってくるときにもバッテリーを多く使います。
ほかにもバッテリーが減りやすい条件
- 寒い日:気温が低いと、バッテリーの性能が下がりやすくなります。
- 標高が高い場所:空気が薄く、同じように飛ぶにもモーターを多く回す必要があります。機体ごとに、離陸できる最大の高さ(標高)も決められています。
- 重い荷物や付属品:プロペラガードなどを付けると、その分重くなります。
長く、安全に飛ばすコツ
- 操作はゆっくり、なめらかに
- 風の強い日は無理をしない
- 帰り道の分まで考えて、余裕を持って戻ってくる
- 予備のバッテリーを用意しておく
まとめ
- カタログの飛行時間は、理想的な条件で測った値
- 「急」がつく操作と、強風の中でのホバリングは、バッテリーを大きく消費する
- 余裕を持って戻ってくることが、いちばんの安全対策
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