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ドローン基礎知識

【IDA】Apple watchには要注意

ドローンと相性が悪いのです、、

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。

IDAドローンスクールで
飛行訓練をしている時のこと。

さあ離陸、という時に
送信機側でエラーメッセージが出ました。

「離陸できません」

Phantom4×スマート送信機を
使っていて、いつもなら飛ぶはず、、

トラブルシューティングした所
意外な原因が見つかりました。

Apple watchからの
電波干渉で離陸不可

離陸するために、Phantom4を
手に持っていたのですが
左腕にはApple watchが、、

apple watch
※画像が表示されない方はこちら
http://ida-drone.com/maga/applewatch.jpg

Apple watchとiPhoneは
Bluetoothで繋がっています。

デバイス上で相互にやり取りをしていて
常に電波が出ています。

その電波がPhantom4に
干渉してしまい、離陸ができませんでした。

一度、繋がってしまえば
大抵問題なく飛ぶのですが
その前に電波干渉があると飛ばないですね。

電波の墓場 2.4Ghz

ドローンが使っている電波帯は
2.4GHzです。

この帯域は通称
”電波の墓場”と呼ばれています。

wifiを始め、とても多くの電波が
2.4GHzを使っていて
干渉(混線)しやすいのです。

ドローンを飛ばす時に
apple watch以外にもポケットwifiや
スマートウォッチ、電子レンジなどが
稼働していると最悪、墜落します。

本当は5GHzでドローンを飛ばせれば
ベストなのですが、国家資格が必要ですし
DJI社製ドローンは5GHz回線が使えないように
機能制限されています。(日本販売のみ)

Apple watchに限らず
電波の干渉はドローンの大敵です。

ぜひ飛ばす時は、スマートウォッチ以外にも
電波にはぜひ気をつけてください。

それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡

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