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【IDA】ドローンの仕事情報が表に出てこない理由

業界のルールを守らないとキャリアが終わります

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。

ドローンの仕事は多いはずなのに
全然、情報を見かけない

と思ったことはありませんか?

・パイロット募集の広告
・空撮した実績の表示
・事例

これらがネット上でほぼ
出てこないのには理由があります。

今日は業界の秘密について
触れてみようと思います。

ドローン空撮って
どこの業界?

ドローン空撮は
新しいジャンルです。

ですが、空撮自体は
昔からありました。

ヘリコプターや飛行機を使った
撮影です。

ドローンはその流れを
継いでいるので、空撮は
映像業界に属します。

つまり、映像業界のルールや
慣習を守らないといけません。

これが事例や求人が中々出てこない
理由です。

映像業界の主義

映像業界は、秘密主義です。

例えばCMを制作する際に
公開された後であれば
プロモーションの一環として
撮影場所を公開することはあります。

「日本で初めて〇〇さん主演で
△△でCMを撮影しました」

みたいなウリ文句です。

出演した芸能人も、テレビやCMの撮影が
あったことはSNSで発信しても

どこで何の映像を撮り
制作会社はどこで

という話はしません。できません。

公開された後に
実はGWに〇〇で撮影していたのは
これでした、という裏話的に発信するのみです。

明確な理由は分かりませんが
昔からの慣習で、秘密主義です。

情報は表に出てくることなく
業界内部の人だけで共有されます。

それはドローン空撮も同じです。

Twitter実況でギリギリ

先日、撮影の様子を
Twitterで実況しました。

IDAのTwitter:
https://twitter.com/IDA_drone1115

榎本が何をしているのかは
分かっても、どこで何を撮っているのか
全く分からないと思います。

どこから依頼を頂いて
空撮したのかも出していません。

それが映像業界のルール
だからです。

あの実況がギリギリです。

やっていることは分かる
だけど、何をしているかは分からない
という塩梅です。

私たちがYouTubeにアップしている動画は
IDAがIDAのために撮影して編集した
動画なので、公開して問題ありません。

ですが、依頼を受けて撮影した動画は
許可を得ないと公開できないのです。

人脈と口コミで広がる業界

ネット上に情報が出ない
という裏にはこういう理由がありました。

映像業界での仕事は
人脈と口コミがほぼ全てです。

CMやPVで監督の名前が出ることは
あっても、ドローンパイロットの名前が
出ることはありません。

なので、誰が撮ったのか
誰も分からないようになっています。

必然的に、良い仕事をしたパイロットには
口コミで仕事が集まり

仮に事故や墜落させたパイロットには
仕事が来ません。

良くも悪くも「秘密主義」なのです。

これが

・パイロット募集の広告
・空撮した実績の表示
・事例

がほとんど表に出てこない
情報がない理由です。

それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡

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