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ドローンパイロットの『世代』、そして仕事の獲得について

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。

お笑い芸人の中での世代が
少し前に話題になっていました。

最近売れだした若手芸人は
第7世代だそうです。

それと同じく

ドローンパイロットにも『世代』が存在します。

まだ黎明期で新しいガジェットですが
それでも既に『世代』が生まれています。

今日はドローンパイロットの世代と
空撮案件、仕事の獲得方法についてお伝えします。

大モニターのススメ

つい先日、iMac 27インチを
購入しました。

5K 27インチモニターで
メモリを40GBにした以外は
そのままです。

以前からmacbook proに
22インチの外付けモニターを付けて
仕事をしていましたが、全然違います。

iMac最高です。

画面が大きい、そして、有り余るパワー
動画編集や書き出しもサクサクできますし
たくさんのソフトや書類を同時に開いても
画面に余裕があるので仕事が進みやすいです。

一時期、iPadだけで仕事をするのがクールだ
みたいな風潮がありましたが、仕事をするなら
iMacのような大きい画面でパワーをもったパソコンに
限ります。

オススメです。

ドローンパイロットには世代があります

さて、本題です。

Phantom1からドローンを
触ってきた榎本プロは
パイロットには世代があると言います。

他の人は誰も言っていない事なので
IDAが初めて提唱します。

。。。

ドローンパイロット
『第一世代』の人はラジコンを昔から
やっていてドローンに転向した人たちです。

榎本プロもそうで、小学生の時から
ラジコンをもう30年以上、楽しんでいます。

年齢で言うと、50代以降の人生の先輩方が多いです。

ラジコンは、便利な機能なんてついておらず
ホバリングできません。

ATTIモードですら、高さはキープしてくれるので
その差は大きいです。

その状態でホバリングしたり、思うように飛ばしていたので
めちゃくちゃ上手いです。

叩き上げの歴戦パイロットと言っても
過言ではないでしょう。

ただし、第一世代の方たちは空飛ぶ「飛行機や戦闘機」が
好きなのであって、ドローンには興味を示さない人も多いです。

。。。

続いて第二世代。

Phantom3が発売された頃から
ドローンに取り組んでいる人たちです。

Phantom3からドローンにGPSが
搭載されるようになり、安定して飛ばせるようになりました。

と言っても、Mavic2などと比べると
センサーは未熟で雲泥の差です。

それでも、GPSによる制御が可能になり
パイロットが増えました。

絶対数は少ないものの
かなりの技量を持った人が多いです。

機会があれば、Phantom3を
試しに飛ばしてみてください。

自分の身長ぐらいで飛ばしているのに
高さの表示が4mとか異常な数字が出ます。

それぐらい未熟なセンサーで
飛ばしていた世代ということですね。

。。。

そして、第三世代。

これは今飛ばしている人たちで
障害物検知センサーなど先端技術が
最初からあった人たちです。

ここがもっとも人が多いです。

最初から苦労がいらない反面
誰でも飛ばせる分、よりたくさんの練習が
求められます。

ドローンの仕事を独占している人たち

そして、仕事です。


ドローンの仕事、特に空撮分野を
主に担っているのは第一・第二世代の
パイロットです。

なぜなら、上手だから。

GPSすらない状態の機体で
ラジコンを飛ばして、演技をしている世代です。

上手いのは間違いありません。

ただし、彼らも無敵ではありません。

第三世代、そしてもっと進んだドローンから
始める第四・第五世代の人たちが
仕事を獲得していく方法はあります。

それが、、

1,たくさん練習すること

2,先端技術に慣れ親しむこと

です。

ドローンパイロットは職人の世界なので
技量がどれだけあるかが一番重要と
言っても過言ではありません。

たくさん練習して、技術を身につけることこそが
最重要です。

さらに、第一世代や第二世代の方は
比較的、年配の方が多いです。

最先端のテクノロジーや最新アプリなどには
疎い人が多い傾向にあります。

これがチャンスで、例えば
動画編集もできる、CGも作れる
自動で字幕が付くアプリを知ってる使えるなど
勝てる分野はたくさんあります。

写真の分野ですら、フィルム至上主義から
今やiPhoneだけでカメラマンとして
仕事をする人まで現れています。

要は

・操縦100点、映像編集できません
・操縦70点、映像編集は任せてください

という2人がいた時に
すべての現場で前者が求められることはありません。

そこそこの腕があればOKで
編集までできる人の方が重宝する現場もあります。

そこを狙いましょう、ということです。

私も実は、年上の経営者や人生の先輩方に
お世話になったり、可愛がってもらえるようになった
キッカケは

・子どもや孫ぐらいの年だったこと
・彼らの苦手なPC分野で多少、知識があった

の2つです。

アプリやパソコン、テクノロジー関連は
日進月歩です。

操縦技術を磨くのが最重要ですが
+αの付加価値を身につけていけると
息の長いプロパイロットとして長く生活できます。

周りを見て、状況と自分を客観的に考えて
何が必要か、何をすべきなのか、を
意識して日々取り組んでいきましょう。 
 
 
それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
 
一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡
 
 

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