DIPS 2.0 機体登録の前に手元で確認したい「機材・パソコン環境」チェックリスト【公式YouTube音声連動】
空撮やレジャー、点検業務などで新しくドローンを導入した際、最初のフライト前に必ず通るのが国土交通省のオンライン窓口「DIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)」での機体登録と飛行許可・承認手続きです。
国際ドローン協会(IDA)の公式YouTubeポッドキャスト『空飛ぶ仲間たちへ』では、初心者がつまずきやすいポイントをストーリーや対話形式でやさしく解説していますが、いざ自分の手で手続きを始めようとすると、「手元のドローンのどこを見れば番号がわかるのか?」「パソコンや本人確認書類は何をどう揃えればいいのか?」といった実務面の確認が必要になります。
そこで本記事では、文字と一覧表で手元を確認できる「機体スペック・パソコン環境の事前チェックリスト」をまとめました。記事の各パートには、文字だけでは伝わりにくい「つまずきポイントの正体」や「ルールの全体像」を耳で楽しく聴ける公式YouTubeポッドキャスト(全3話・各2分半〜4分)も連動させています。手元の機材チェックと音声番組を組み合わせて、スムーズな初フライトの準備にお役立てください。
目次
1. 手元のドローン機体で確認する「3つのスペック・番号」

機体重量・リモートIDの仕様・製造番号(シリアルナンバー)の3点を事前に控えておくと、DIPS 2.0の入力がスムーズに進みます(イメージ)
DIPS 2.0の画面を開く前に、まずお手元のドローン(またはこれから購入を検討している機種)について、以下の3点を確認してメモを手元に用意しておきましょう。
| 確認項目 | チェックする 基準・数値 | 機体・アプリでの確認場所 |
|---|---|---|
| ① 機体の総重量(離陸重量) | バッテリー・プロペラを含めて100g以上か(100g以上はすべて機体登録が必須) | メーカー公式スペック表の「離陸重量」欄、または外箱の仕様欄(※バッテリー装着時の重さで判定します) |
| ② リモートID機器の仕様と製造番号 | リモートID内蔵機か、外付け機器が必要か/機体の製造番号(シリアルナンバー) | 近年の主要機種(DJI現行機など)の多くは内蔵対応。製造番号は機体バッテリー収納部の内側ラベル・QRコード横・外箱バーコード欄に記載 |
| ③ 技適マーク(国内電波基準) | 総務省の技術基準適合証明マークが付いているか | 送信機(プロポ)背面・機体ラベル、または操縦アプリの「設定 > 機体情報 > 認証情報」画面 |
これからドローンを購入する方が見ておきたいポイント
まだ機体を購入していない方は、カタログや製品ページの仕様欄で「リモートID機能:内蔵」と明記されているモデルを選ぶのがおすすめです。リモートID内蔵モデルであれば、別途外付け発信機を購入・装着する手間がなく、DIPS 2.0の登録画面でメーカー名と型式を選ぶだけでスムーズに紐付けが完了します。
【YouTube音声連動①】なぜ多くの人が「最初の画面」で手が止まってしまうのか?
手元の機体スペックを確認して、いざDIPS 2.0のサイトを開いたとき——「春の桜を空から撮りたくて念願のドローンを手に入れたエマさんが、最初の画面を見て思わず固まってしまった理由とは?」
なぜ多くの初心者が最初の入力画面で迷い、せっかくのドローンが「お部屋の飾り」になりかけてしまうのか。ナビゲーターの裕ジさんとエマさんの掛け合いで、最初の壁の正体とそれを一気に乗り越える方法を約2分半の音声で楽しく聴くことができます。
▲ ポッドキャスト第1話『はじめてのDIPS登録 実践講習会のご案内』(約2分半)|ダイレクトリンク:https://www.youtube.com/watch?v=IVtRtJvijk0
2. DIPS 2.0の手続きでつまずかない「パソコン・本人確認環境」の揃え方
DIPS 2.0はスマートフォンからでもアクセス自体は可能ですが、初めて機体登録や飛行許可申請を行う際は、Wi-Fiに接続できるノートパソコンを手元に用意して作業する環境を強くおすすめします。
- スマートフォン画面よりも「ノートパソコン」が確実な理由:DIPS 2.0の手続きでは、ログイン用のアカウント開設メールの受信確認、パスワード・ワンタイムコードの入力、10桁以上の機体製造番号(シリアルナンバー)の正確な打ち込み、さらには飛行許可申請時の地図指定など、複数の画面やタブを切り替えながら進める場面が多くあります。パソコンの大画面で作業することで、入力ミスや画面迷子を大幅に減らせます。
- 本人確認書類の選択と事前チェック:DIPS 2.0では本人確認の方法によって必要な準備が異なります。マイナンバーカードを使う場合は「署名用電子証明書パスワード(英数字6〜16桁)」と読み取り環境(NFC対応スマートフォン連携またはICカードリーダー)が必要になります。運転免許証やパスポート等を使う場合も含め、有効期限内の本人確認書類を手元に揃えておきましょう。
- 登録手数料の納付手段の用意:機体登録の申請ステップが完了した後、手数料(1機目のオンライン申請は900円〜1,450円※本人確認方法により変動)の納付通知が届きます。クレジットカード決済、Pay-easy(ペイジー)、またはコンビニ納付のいずれかを選択できるよう準備しておくと、登録記号の発行までが淀みなく進みます。
【YouTube音声連動②】機体登録の次に立ちはだかる「3つの基本ルール」と意外な“隠れボス”とは?
機体とパソコンの準備が整うと、次に必ず出てくる疑問が「うちの近くの河川敷や公園、旅先の景色はそのまま飛ばして大丈夫なの?」という場所のルールです。
「友達が近所の公園で飛ばそうとしたらダメだったのはなぜ?」「まず押さえておくべき3つの基本ルールと、オンラインの地図で赤いエリアを見分ける方法とは?」「そして、3つの法律以外にも存在する意外な“隠れボス”の正体とは?」
ブログの文章で条文を読むと頭がパンクしそうになるルールのお話を、裕ジさんとエマさんが約3分半の対話でスッキリ紐解いています。番組の最後には「もし絶景の撮影中に偶然ほかの人が映り込んだらどう扱う?」という実践的な問いかけもありますので、ぜひ再生して聴いてみてください。
▲ ポッドキャスト『ドローンにまつわる法律』(約3分半)|ダイレクトリンク:https://www.youtube.com/watch?v=m8w7bR5ih_Q
3. 「機械操作が苦手」「子どもと一緒に安全に楽しみたい」という方へ
手元のチェックリストを確認しても、「やっぱり一人で画面に入力して、もし間違えたらどうしよう」「知らずに飛ばして怒られたら怖い」と不安を感じる方は少なくありません。
【YouTube音声連動③】ルールと申請は、空を自由に楽しむための「安全ベルト」
こちらの音声(約4分)では、まだ箱から出せないまま机の上にドローンを置いている方や、お子様と一緒に安全にドローンを楽しみたい親御さんに向けて、「DIPSという窓口の本来の意味」と「ルールを自分の味方につける考え方」を落ち着いた語りかけでお話ししています。
▲ ポッドキャスト『DIPS講習会のお知らせ』(約4分)|ダイレクトリンク:https://www.youtube.com/watch?v=fkWI5UIqADc
※ポッドキャスト音声内でご案内している開催日程(3月・4月)や会場(水道橋)、参加費は過去開催時のものです。2026年11月・12月開催は、東京・お台場会場(the SOHO 917)・参加費11,000円(税込)にて開催いたします。
4. 11/20(金)・12/11(金)東京・お台場開催「DIPS 2.0 機体登録&飛行許可申請 実践講習会」

ご自身のノートパソコンを持ち込み、講師と一緒に画面を操作しながら2時間でアカウント開設から申請まで進める少人数ハンズオン講習会(イメージ)
「YouTubeの音声でイメージはつかめたけれど、実際のパソコン操作はプロに隣で見てもらいながらその場で終わらせたい」という方のために、国際ドローン協会(IDA)ではご自身のノートパソコンを会場に持ち込み、講師と一緒に2時間で手続きを完了させる実践ハンズオン講習会を東京・お台場にて開催いたします。
座学で説明を聞くだけでなく、本記事のチェックリストで確認したお手元の情報を入力し、①DIPS 2.0アカウント開設 → ②本人確認手続き → ③機体情報の登録 → ④手数料納付手続き → ⑤登録記号(ナンバー)の発行申請と飛行許可申請の基礎まで、講師がお一人ずつ画面を確認しながらサポートします。まだドローンを購入していない方でも、アカウント開設と購入前の機種選び・申請手順の習得のためにご参加いただけます。
| 講習会名 | DIPS 2.0 機体登録&飛行許可申請 実践講習会(ハンズオン形式) |
|---|---|
| 開催日程 | 2026年11月20日(金)19:00〜21:00 2026年12月11日(金)19:00〜21:00 ※各回とも同内容(約2時間)です。ご都合の良い日程をお選びください。 |
| 会場 | 東京・お台場「the SOHO」917号室 (東京都江東区青海2丁目7-4/ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」または「テレコムセンター駅」徒歩約5分) |
| 定員 | 各回 10名(少人数制・先着順) ※お一人ずつパソコン画面を確認しながら進行するため、定員に達し次第締め切ります。 |
| 受講料 | 11,000円(税込) |
| 当日の持ち物 |
1. ノートパソコン(Wi-Fi接続が可能なもの) 2. その場で受信確認ができるメールアドレス 3. 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート等) 4. 登録したい機体の情報(メーカー名・型式・製造番号など ※すでに機体をお持ちの方) |
▼ DIPS 2.0 実践講習会の詳細・お申し込みはこちら(公式特設ページ)
https://ida-drone.com/dips2-0%E8%AC%9B%E7%BF%92%E4%BC%9Ahp/
機体登録とルールの基礎をクリアしたあと、「実技の操縦スキルや安全運航も体系的に身につけたい」「国家資格(一等・二等無人航空機操縦士)や業務活用を目指したい」という方は、一般社団法人国際ドローン協会(IDA)のドローンスクールおよび無料メルマガ『ドローン大百科』もぜひご活用ください。
- IDAドローンスクール 公式案内ページ:https://school.ida-drone.com/
- 無料メルマガ『ドローン大百科』登録ページ:https://ida-drone.com/present/
この記事へのコメントはありません。