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ゴーグルなしで腕時計から操作。360度ドローン「Antigravity A1」Follow Meキットの使い方とメリット、確認したいスペック

腕時計で操作する「Antigravity A1」Follow Meのアイキャッチ画像

2026年10月20日、Insta360とパートナー企業により誕生したドローンブランド「Antigravity(アンチグラビティ)」から、8K 360度ドローン「Antigravity A1」向けの新しいキット「Follow Me(フォローミー)キット」が発売されました。最大の特徴は、ゴーグルや両手で持つコントローラーを使わず、腕時計型の「ウォッチリモコン」と指輪型の「リモコンリング」で操作できることです。

この記事では、使い方とメリット、選ぶときに見たいスペックを初心者向けに整理します。

Follow Meキットとは?発売日・価格・セット内容

Insta360 Japanのプレスリリースによると、Follow Meキットは2026年10月20日22時から、Antigravity公式サイト、Amazon、正規販売店で販売が始まりました。用意されているのは次の2種類です。

  • Follow Meキット(ドローン本体付き):参考価格115,900円~(税込)。新発売記念価格は最大10%OFF
  • Follow Meアクセサリーキット(本体なし):参考価格57,000円(税込)。新発売記念価格45,600円(税込)。すでにA1を持っている方向け

国内販売代理店アーキサイトの製品ページによると、本体付きキットは、A1本体、ウォッチリモコン、リモコンリング、全方向プロペラガード(4個)、大容量バッテリー、レンズガード、予備プロペラ、クロスボディバッグのセットです。従来キットのVisionゴーグルとGripモーションコントローラーは含まれません。

どんな使い方をするドローン?

自分を自動で追いかけて撮る「追尾撮影」

主な用途は、ハイキングや自転車、スキーなど、体を動かしながら自分や仲間を撮る場面です。A1のカメラ映像で被写体を見分ける「ビジュアルトラッキング」に、ウォッチリモコン内蔵の衛星測位(GNSS)を組み合わせることで、被写体が物の陰に一時的に隠れても追尾を続けやすくしている、とメーカーは説明しています。

前を飛ばしながら、後ろの自分も撮れる

一般的な追尾ドローンでは、カメラを自分に向けるために機体を後ろ向きに飛ばすことがあります。A1は360度すべてを記録するため、機体を進行方向の前に飛ばし、目で見える範囲で位置や周りの様子を確認しながら、後ろにいる自分も撮影できるとされています。切り出す方向は撮影後に決められます。

手の動きで位置を変える「Drag-to-Fly」

ウォッチリモコンとリモコンリングを組み合わせると、手の動きで機体の位置を動かす「Drag-to-Fly(ドラッグして飛行)」が使えます。オービット(周りを回る)やフライアウェイ(離れていく)など、決まったカメラワークを選んで撮る「Sky Genie」というテンプレートも用意されています。

腕時計型リモコンでドローンを操作するイメージ

Follow Meキットのメリット

  • 荷物と準備が減る:ゴーグルを着けずに、手首の画面で離陸・撮影・主な飛行操作ができます。
  • 撮られる本人が操作できる:ウォッチの画面で距離や高さを調整できるため、ひとりでのアウトドア撮影にも向いています。
  • プロペラが囲われている:全面カバー型のプロペラガードと全方位の障害物回避機能で、より安心して飛ばせるよう配慮されています。
  • 屋外向きのリモコン:ウォッチとリングはともにIP67の防水性能で、バッテリーは5時間以上です(ウォッチは追尾モード時)。

どれくらいのスペックが必要?見ておきたい数字

Antigravity公式サイトのFollow Meバンドル仕様(大容量バッテリーと全面カバー型プロペラガード装着時)から、選ぶときに確認したい数字をまとめました。

  • 離陸重量:351g(通常のA1は標準バッテリーで249g、大容量バッテリーで291g)
  • 最大飛行時間:23分(25℃・無風、動画撮影オフなどの条件で測定した値)
  • 最大耐風性能:5.4m/s(レベル3)(通常構成のA1の公式値は10.7m/s)
  • 最大水平速度:11m/s
  • ウォッチへの映像伝送距離:20〜200m(障害物や干渉がある場合は20〜50m、映像は360p・15fps)
  • 動画:8K 30fps、5.2K 60fps、4K 100fps(360度)
  • 機体の動作温度:-10℃〜35℃

初心者の方に特に見ていただきたいのは、耐風性能と飛行時間です。この構成の耐風性能は、通常構成より低い数値が公表されています。風の強い日の山の稜線や海辺では、無理に飛ばさない判断が大切です。また23分は理想的な条件での値なので、実際の撮影では余裕をもって早めに戻す計画を立てましょう。

撮りたいものによって必要なスペックも変わります。家族のお出かけやハイキングの記録なら、追尾機能とプロペラガードの安心感が役立ちます。スピードの出るスポーツを撮るなら、最大水平速度11m/sで足りるかを先に考えましょう。なお、追尾できる最大速度は、日本語の公式仕様ページでは確認できませんでした。

ウォッチの画面は構図確認用の小さな映像です。画面を見ている間も、できるだけ機体を目で追うよう意識してください。

購入前に確認しておきたいこと

  • すでにA1を持っている方は、本体なしのアクセサリーキットで同じ操作方法を追加できます。
  • ゴーグル飛行も楽しみたい方は、ゴーグル付きの従来キットと見比べましょう。
  • 価格や特典は時期によって変わる可能性があるため、購入前に公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。

Follow Meキットの機体は100g以上のため、屋外で飛ばすには機体登録などの手続きが必要です。ルールの全体像や安全な飛ばし方は、IDAの講習で基礎から確認できます。

まとめ

Antigravity A1のFollow Meキットは、「操縦する」より「自分の体験を撮る」ことに重きを置いた新しい選択肢です。腕時計と指輪で操作でき、360度で記録するため、アウトドアの思い出を残しやすくなっています。一方で耐風性能や飛行時間など、構成で変わる数字もあります。使う場所と撮りたい場面をイメージしながら、仕様を確かめて選んでみてください。

出典

ドローンを基礎から学びたい方へ

「新しいドローンを安全に、楽しく飛ばしたい」という方は、IDAドローンスクールの講習をご活用ください。機体の扱い方から安全な飛行の考え方まで、基礎から学べます。

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