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室内用から長距離用まで4サイズ。iFlightの新FPVドローン「TITAN」シリーズの使い方とメリット、選ぶときに見たいスペック

iFlightの新FPVドローン「TITAN」4機種を解説のアイキャッチ画像

こんにちは、国際ドローン協会(IDA)です。

ゴーグルを着けて、ドローンに乗っているような目線で飛ばす「FPVドローン」。迫力ある映像が撮れることから、人気が広がっています。今回は、中国・広東省恵州市のFPVドローンメーカーiFlight(アイフライト、中国名:翼飛)が予約受付を始めた新シリーズ「TITAN(タイタン)」をご紹介します。室内向けの小型機から長く飛べる大型機まで、4機種が同時に登場します。

屋内テニスコートを飛ぶ、プロペラガード付きのTITAN X2

TITAN X2(2インチ)。画像出典:iFlight公式サイト(https://shop.iflight.com/cn/titan-preorder)

TITANシリーズとは

TITANは、プロペラの大きさ(インチ)が異なる4機種のシリーズです。メーカーは2026年10月の正式発売を予定しており、海外向けの公式ストアでは10月15日から31日まで予約を受け付け、11月1日から順次発送する予定としています。

  • TITAN X2(2インチ):離陸重量は約112g(バッテリー込み)。室内の狭い場所を想定した小型機です。飛行時間は約4.5分。
  • TITAN X3(3.5インチ):小型ながらパワーのあるモデル。飛行時間は約8.5分。
  • TITAN X5(5インチ):メーカーが一番のおすすめとする、宙返りなどの曲芸飛行(フリースタイル)向けの機体です。離陸重量は約786g、飛行時間は約10.5分。
  • TITAN X7(7.5インチ):大容量バッテリーで長く飛ぶ「ロングレンジ」向け。離陸重量は約1,640g、飛行時間は約25分です。

※飛行時間はいずれもメーカー公称値で、カメラなどを積まない状態での数字です。

どんな使い方ができるのか

4機種すべてに、DJIのFPV用映像伝送ユニット「O4 Air Unit」シリーズが搭載されています。ゴーグルの映像を見ながら操縦し、同時に録画もできます。

  • 室内での練習:X2は軽くて小さく、プロペラガード(別売)も用意されています。
  • スポーツやアクティビティの追いかけ撮影:X5は最大200gまでの搭載に対応し、アクションカメラを載せた撮影も想定されています。
  • 広い景色の撮影:長く飛べるX7は、山や海などの景色を撮る用途に向いています。

雪山の斜面を飛ぶ、アクションカメラを載せたTITAN X5

TITAN X5(5インチ)。画像出典:iFlight公式サイト(https://shop.iflight.com/cn/titan-preorder)

メリット

いちばんのメリットは、同じシリーズの中で、目的に合わせてサイズを選べることです。小さな機体で基本を身につけ、慣れたら大きな機体へ、と段階的に進めやすくなります。

カメラも本格的です。X3・X5・X7が積む「O4 Air Unit Pro」は1/1.3インチのセンサーで、最大4K/120fpsの録画と、後から色を整えやすいD-Log Mに対応しています。X2の「O4 Wide Air Unit」も1/2インチのセンサーで4K/60fpsの録画ができます。

また、機体の骨組みには丈夫な「T700カーボン」を使い、ぶつかったときに壊れにくい作りにしているとのことです。脚などの部品を3Dプリンターで自作できるデータ(STLファイル)が公開されているのも、FPVらしい取り組みです。

知っておきたい注意点

  • 自動で止まる機能はありません:メーカーは、高度の維持やホバリング、自動帰還といった自律飛行の機能はないと説明しています。一般的な空撮ドローンとは操縦の感覚がまったく違うため、まずはシミュレーターなどで練習を重ねることが大切です。
  • 本体だけでは飛ばせません:価格は機体のみのもので、ゴーグル、送信機、バッテリー、充電器は別に用意する必要があります。対応するゴーグルは「DJI Goggles 3」「DJI Goggles N3」などです。
  • スピードが出ます:メーカー公称の最高速度はX5で時速187kmです。
  • 日本で使う場合:日本向けの販売や対応状況は、記事作成時点では公式情報を確認できていません。また、日本でFPVドローンを飛ばすには、機体登録のほか、映像の電波について無線の資格や手続きが必要になる場合があります(詳しくはIDAの講習でご案内しています)。

FPVドローンを選ぶときに見たいスペック

TITANに限らず、FPVドローンを選ぶときは次の点を確認しましょう。

  1. サイズ(インチ)と飛ばす場所:2〜3インチは狭い場所や練習向け、5インチは曲芸飛行、7インチ以上は長距離向けが目安です。
  2. 重さ:重い機体ほど、ぶつかったときの危険が大きくなります。
  3. 飛行時間と予備バッテリー:FPVは1回の飛行が短めです。練習量に合わせて本数を考えましょう。
  4. 映像伝送とゴーグルの組み合わせ:方式が合っていないと使えません。手持ちの機材と合うか必ず確認しましょう。
  5. GPSの有無:TITANではX3・X5・X7がGPSを搭載し、X2は非搭載です。
  6. 搭載できる重さ:アクションカメラを載せたい場合に確認します(TITAN X5は最大200g、X7は最大800g)。

夕方の荒野を飛ぶ、大型のTITAN X7

TITAN X7(7.5インチ)。画像出典:iFlight公式サイト(https://shop.iflight.com/cn/titan-preorder)

価格と発売時期

海外向け公式ストアの価格(機体のみ)は次のとおりです。

  • TITAN X2:359.99ドル
  • TITAN X3:579.99ドル
  • TITAN X5:629.99ドル
  • TITAN X7:699.99ドル

海外向けの予約期間は2026年10月15日〜31日で、発送は11月1日からの予定です。X2・X3・X5では、予約特典としてバッテリー1本が付きます(数量限定)。価格や時期は変わる可能性があるので、購入前に公式情報をご確認ください。

まとめ

TITANシリーズは、室内用から長距離用までを同じシリーズでそろえ、FPVを始めたい方から上を目指す方まで、段階に合わせて選べるようにした新製品です。ただしFPVドローンは自動で助けてくれる機能が少なく、操縦の練習と正しい知識が欠かせません。基礎を身につけてから挑戦することで、FPVならではの迫力ある映像を安心して楽しめます。

ドローンを安全に、もっと楽しく

国際ドローン協会(IDA)では、初めての方でも基礎から学べるドローン講習を行っています。機体の選び方や、安全に飛ばすための考え方も、講習で丁寧にお伝えしています。

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アイキャッチ画像出典:iFlight公式サイト(https://shop.iflight.com/cn/titan-preorder)

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