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ドローン基礎知識

【IDA】ドローンは風上に向かって飛ばそう

三大墜落原因からドローンを守る

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。

ドローンと風は
切っても切れない関係です。

風を正しく読めたら
長く安全に飛ばせますし
読み間違えると墜落する恐れもあります。

風を読むのは経験が必要で
なかなか難しいですが、最も簡単で
シンプルな風の法則をご紹介します。

ドローンの
三大墜落原因

ドローンが墜落する原因で
多いのは3つあります。

・故障 (バッテリー切れ)
・木や建物などにぶつかる
・揚力を失う

この3つです。

故障を除けば、風の影響を
軽視していたことが、墜落する要因の1つです。

風を読むこと、風の影響を受けながら
どうドローンを飛ばすのか

も、操縦技術です。

ぜひレベルアップするためにも
風がある中でドローンを飛ばして
どのような影響があるのかを観察しながら
研究してみてください。

シンプルな
ドローンと風の法則

ドローンを飛ばす時に
絶対守るべきルールが

『風上に向かって飛ばす』
(風が吹いてくる方向に飛ばす)

ことです。

ドローンを飛ばす時は、風に流されることを
前提に飛ばした方が安全です。

今は風が吹いていなくても
急に風が強くなることもあります。

特に山や海の近くでは
風が変わりやすいので注意が必要です。

風が強い状況で飛ばしたり
飛ばしている最中に強くなった場合

風上に向かって飛ばしていたら
風に流されても、自分のいる場所に戻ってきます。

それがもし風下に向かって
ドローンを飛ばしていると、着陸する時は
風に逆らって戻って来ることになるので
最悪、戻ってこれずに墜落してしまいます。

ドローンが飛ぶ
最大風速

榎本の南米での空撮案件では
最大15mを超える風でも
ドローンを飛ばすシチュエーションがありました。

Mavic2 Proだと
15m前後であれば飛びます。

ただ、風が強くなるほどに
操縦も難しくなります。

墜落しないように
少しずつ、強風下でも飛ばせるよう
練習していきましょう。

人のいない海岸沿いが
風のある中でのフライト練習には
オススメです。

午前中は風が弱く、午後から風が強く
なってくる事が多いので、お昼をまたいで
練習できるとベストですね。

ということで、ドローンを飛ばす時の
風の影響でした。

ドローンを飛ばす時は
風上に向かって飛ばす

ということを徹底して頂ければ
安全に飛ばせます。

それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡

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