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【IDA】画像付 ※チリ入国でトラブル発生【南米空撮レポート】

今回は画像つきのメルマガでお届け

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。

現在、榎本が南米に行っています。

複数の空撮案件が被り
2週間以上の長期滞在になっています。

随時、榎本から送られてくる様子を
Twitterでアップしていますので
ぜひご覧ください。

IDAのTwitterで随時更新中:
https://twitter.com/IDA_drone1115

今回のメルマガでは
Twitterには載せていないことを
初の画像つきメルマガでお届けします。

チリ入国でトラブル発生

現在、榎本はロサンゼルスを経由して
チリにいます。

海外に行き慣れている榎本が
念には念を入れて、事前準備をしても
トラブルが発生しました。

しかも”ドローン絡み”です。

榎本からのレポートを
載せさせて頂きます。

スペイン語vsイタリア語

チリで早速トラブル発生。

イミグレーション中に
係の人が居眠りしながらパソコンに向かってる。

ゆるい国なだ〜と思いながら
普通は5分で終わる作業が10分以上かかってた。

ようやくスタンプをもらいチリに入国。
次は入国前の税関検査。

荷物をX線に通す。すると税関で

いきなり係が走ってきて、スペイン語で私をまくし立てる。
イタリア語で応戦。

スペイン語とイタリア語は結構似ていて何となくわかる。

英語は苦手なようだ。

税関職員vs榎本

会話はこうだ。

チリ税関職員「ドローンの許可を取ったか?」
榎本 「どんな種類の許可?」
チリ税関職員「滞在日数と飛行する場所を教えて」

榎本 「だからどんな許可が必要なの?」
チリ税関職員「テンポラリーの許可がいる」
榎本 「大使館に問い合わせた時そんな情報は言っていなかった」

チリ税関職員「同意できないならドローンを没収だ」
榎本 「書類を提示してなぜ許可がいるのか説明してください」
チリ税関職員「お前を別室に連れて行く。こっち来い!ゴラァ」
榎本「絶対行かない」

するとどこからともなくベテランの
優しそうなおじさんスタッフがやってくる。

この人は英語が通じる。

ベテランチリ税関職員
「何か問題でもあったのかな?助けがいるなら話を聞くよ」
榎本「経緯を話す」

ベテランチリ税関職員
「チリに入国するにはドローンは入国前に
持ち主とドローンの情報を登録しないと
国内に持ち込めないんなよ。

禁止してるわけじゃなくて
登録すればいいんだよ。しかも無料だよ。」

榎本「なんだそんな理由なんだ。
内容を理解しました。要請に応じます。」

ということになり別室に連れていかれました。

そこではパスポートの情報を元に携帯電話番号、
メールアドレス、チリでの滞在先を聞かれる。

ドローンのシリアル番号を記録される。

全てはパソコンで登録し
控えをプリントアウトして受け取る。

チリから出国する際にこの書類を
税関に渡して出国処理をする。

なぜドローンを登録するのか?

飛行経路などは一切聞かれない。
機体と持ち主を紐つけすることが目的のようです。

もし、チリ国内の誰かにこのドローンを
譲渡したり紛失すると出国そのものができなくなる。

犯罪に悪用されないように、又は転売を防いでいる。

日本はドローンの法律でがんじがらめと
嘆く人が多いが、世界で一番ドローンの法律が
ゆるいのが日本だと言うことを知ってる人は少ない。

南米のチリですら
税関でドローンの持ち主を確定させてる。

日本もこのシステムを導入すれば
外国人が勝手に日本国内でドローンを飛ばすことも減るはずだ。

ベテラン税関と別紙で会話が盛り上がり、
最後は「ありがとうございます」と日本語で挨拶をした。

ドローンを取り巻く国際的な取り組みは
加速していると感じた。

チリはドローンには寛大だが、
入国時にしっかり管理していることに感心した。

榎本からのチリ入国レポートは以上です。

画像つきのメルマガの
感想をお願いします

国によって、全然ドローンを
取り巻く対応が違いますね。

トラブルは困りますが
これも旅の醍醐味。

無事で何よりです。

さて、今回初めて
画像つきのメルマガでお届けしました。

いかがでしたか?

ぜひ感想を送って頂けると嬉しいです。

それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡

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