【IDA】宮内庁ドローンの問題点
航空法以外のドローンを規制する法律知ってますか?
こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。
Twitterで実況していた
空撮案件の裏側、見て頂けましたか?
秘密保持契約があったので
なかなか全部を公開できなかったのですが
雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
IDAのTwitterアカウント:
https://twitter.com/IDA_drone1115
IDAドローンスクールのメンバーや
飛行実践会に参加される方には
お会いした時にお蔵入り写真や動画を
こっそりご紹介しますね。
宮内庁ドローンの問題点
さて、本題です。
夜中の2時から18時過ぎまで
撮影だったので短くお届けします。
皇居付近でドローンを見かけた
ニュースが報道されました。
すべてのドローンパイロットに
影響を与える報道ですが
ここでのポイントは、ある法律の存在です。
航空法以外のドローンを
規制する法律
ドローン=航空法
という認識の方が
多いと思います。
ご存知の
200g以上のドローンは
DID地区内では原則飛ばせないルール
は航空法に依るものです。
それとは別に、実は
皇居や国会議事堂の周辺は
特別な法律で守られています。
その法律は
「国会議事堂,内閣総理大臣官邸
その他の国の重要な施設等,
外国公館等及び原子力事業所の
周辺地域の上空における
小型無人機等の飛行の禁止に関する法律」
という何とも長い法律。
宮内庁発表の法律についての解説:
http://www.kunaicho.go.jp/info/mujinki.html
中身を要約すると
「国の大事な施設の上では
200g以下のドローンも含めて飛行禁止」
というものです。
首相官邸ドローン事件を受けて
制定された法律です。
この法律があるので
皇居周辺でドローンを飛ばすのは
いかなる種類であれば、法律違反、なんですね。
もし飛ばせば、犯罪者です。
ドローンに関する法律がある、という事は
規制されている反面、ルールさえ守れば
国が保証して、守ってくれるということでもあります。
法律を守らないドローンのフライトは
犯罪です。
法律を守って、楽しく安全に堂々と
ドローンを楽しみましょう。
それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡
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