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実績紹介

講演・セミナー

陸上自衛隊富士学校において勉強会を実施しました

2025年5月8日、陸上自衛隊富士学校において、教官等を対象としたドローンに関わる勉強会を実施し、国際ドローン協会代表理事の榎本が約3時間に渡り講義を行いました。
ドローン運用に関わる法的根拠、包括申請をはじめとした各種手続要領、現在のドローンにおける世界的な趨勢を主として講義を行うとともに、D-FEND社の協力を得てカウン タードローン機材「D-FENDER」の展示を実施し、大きな関心を得ました。
また、質疑応答についても活発な質問が投げかけられ、多くの陸上自衛官の理解を得る一助となりました。
国際ドローン協会は各種勉強会を通じ、国防におけるドローンの活用・運用について引き続き貢献して参ります。

<安全な空域管理のための技術紹介:D-FENDER>

今回の勉強会の後半では、空域の安全管理と不正ドローン対策に関して、D-FEND社製のカウンタードローンシステム「EnforceAir」を紹介。最新のドローン対策技術として、自衛官からも高い関心が寄せられました。

■ カウンタードローンとは

カウンタードローンとは、第三者によって飛行される無人航空機をリアルタイムで検知・識別・制御し、空域の安全を確保するための防衛機材です。特に重要施設や演習場などにおいて、無許可ドローンの侵入を防ぐ手段として世界的に注目されています。

D-FEND社製のカウンタードローンシステム「EnforceAir」D-FEND社製のカウンタードローンシステム「EnforceAir」

■ D-FENDERの主な特徴

D-FENDERは、最大半径5kmの空域を常時モニタリングし、不審なドローンを自動検出。必要に応じて、操縦電波を奪って相手機の飛行を制御し、指定した地点に安全着陸させる「テイクオーバー機能」を備えています。

この機能により、従来のような電波妨害や物理的破壊に頼ることなく、確実かつ非破壊的にリスクを排除できるのが特長です。

国際ドローン協会では、重要な物流飛行や災害対応飛行、富士総合火力演習等での第三者機体との衝突回避・空域確保のため、D-FENDERを運用しています。

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