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【IDA】画像付-ドローンとパスポートを紐づけ

ウユニ塩湖の雨季と乾季

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。

かつてプレステ2は
兵器転用の恐れがあるので一部国への
輸出が禁止されていました。

ゲームを動かすために使っている
チップはミサイルの誘導システムに
使えるレベルだったらしいです。(当時基準)

それと似たことが
実はドローンにも起こっています。

南米の某国へ入国する際に分かった
ドローンの立ち位置を今日はシェアします。

チリでテロを疑われる

榎本が南米で空撮案件ツアーを
している時に起きたことです。

ボリビアからチリに入国するために
パスポートコントロールに入った所
止められました。

荷物をチェックされ
ドローンを持っていることが分かると
別室送りです。

チリでは、ドローンを持ち込む時には
機体のシリアルナンバーをパスポートと
紐づけして登録しないといけないらしいのです。

知らずに入国したので
本物のドローンかどうかをチェックされ
パスポートと紐づけて登録しました。

登録が完了すると、証明書が発行されます。

出国の時にドローンを持っていなかったり
証明書を無くしていると、チリ国内で悪用するために
入国したとみなされて最悪逮捕です。

平たく言うとテロリスト、あるいは
テロに加担したという扱いになります。

それだけドローンに使われている
センサーやGPS、チップなどが高性能なのでしょう。

海外持ち出しの際は
ご注意ください

今回のチリ入国は

・陸路で入国したこと
・滅多にない日本人
・ボリビアとチリは戦争状態
※観光のみ手を結んでいます

という条件が揃ったので
悪目立ちして、調査も厳しくなりました。

日本だとドローン持ち込みについて
厳しくしている話は聞きませんが
国によっては似た扱いもあります。

もし海外にドローンを持っていく時は
事前に在日大使館に確認をしてから
持っていくようにしましょう。

それで不当に疑われたり
痒くもない腹を探られるのも
嫌ですからね。

ウユニ塩湖
雨季 vs 乾季

ウユニ塩湖があるボリビアの地域は
雨季と乾季が存在します。

11月〜4月頃が雨季で
ウユニ塩湖の有名な水鏡写真が
撮れるのはこの時期です。

それ以外の5月〜10月は
乾季です。

榎本が南米空撮出張で行った
時期は6月でしたが

・雨季の雨量が
例年よりも多かったこと

・乾燥が進んでいなかったこと

などの理由で、水鏡の場所と
白い砂漠の場所とが共存していました。

ウユニ塩湖の面積は
岐阜県ぐらいあるので、場所によって
気候が違うのは当然のようです。

スケールが大きいです。

今回は両方の姿を撮れたので
雨季と乾燥、両方のウユニ塩湖写真を
最後にお届けします。

雨季のウユニ塩湖(水鏡)

雨季のウユニ塩湖
※画像が表示されない方はこちら
http://ida-drone.com/maga/uyuni8.JPG

雨季のウユニ塩湖2
※画像が表示されない方はこちら
http://ida-drone.com/maga/uyuni2.JPG

 

ちなみに、水鏡のウユニ塩湖を
キレイだと思って観光に行くのは
日本人ぐらいだそうです。

虫の鳴き声に情緒を感じるのと同じく
日本人独自の感性があるんですね。

それでは、最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡

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