「高機動型ドローンポーター」発表会を開催しました
2025年7月29日に、ドローン業務の社会実装を現場から支える革新的なモバイル拠点車両「高機動型ドローンポーター」の発表会を千葉県東庄町ドローンパークにて開催しました。
本イベントには、官公庁・自治体関係者、地方議会議員、民間警備会社、ドローンの導入を検討する企業関係者など、総勢100名を超える皆様にご来場いただき、現場運用におけるドローンの可能性と、その基盤となる機動型インフラの未来を共有する場となりました。
冒頭では、IDA代表理事・榎本幸太郎氏、東庄町副町長・向後秀樹氏、新明工業株式会社 代表取締役社長・近藤恭弘氏によるご挨拶のもと、本プロジェクトの背景や、ドローン社会実装における東庄町の先進的な取り組みについて紹介が行われました。続いて、東庄町で予定されている広域農地測量・物流支援・災害対応といった大規模ドローンプロジェクトの概要を説明し、今後の展開に対する期待が語られました。
会場では、注目の車両である「高機動型ドローンポーター」の実車展示およびデモンストレーションが実施されました。この車両は、悪路走破性に優れた車体にドローンドック(自動離発着機構)を搭載し、緊急対応現場などにも即応可能なモバイル運用拠点として設計されています。
実演では、車両からのドローン自動離発着や、遠隔による巡回運用の様子が披露され、参加者からは「実用性の高さに驚いた」「現場にそのまま導入できる完成度」といった声が多く寄せられました。
IDAは今後も、自治体・企業・研究機関との連携を深めながら、ドローン技術の社会実装と地域課題の解決に貢献してまいります。





